TNQ Writer
パームコーブのシェフとして名高いニック・ハロウェイが愛してやまないのが、ケアンズを代表する市場ラスティマーケット。ケリー・ヒーニーが屋台めぐりに同行しました。
自分の目の前にある食材を使うこと！これがニック・ホロウェイ氏のお母さんが教えだそうです。そんな彼は毎週金曜日の早朝、ケアンズみんなのお気に入り、ラスティーズ・マーケットへ行き新鮮な食材を買い付けます。
地域で最高の食材を手に入れるなら、ここに来なければいけません！マーケットの中は多くの人が新鮮な食材を探していて、とても活気立っています。喧騒の中で、ニックさんのようなシェフが野菜を熟考して野菜を見比べている姿が見られるのも、ラスティーズマーケットならではでないでしょうか。受賞経験のあるレストランNu Nuに野菜を持って帰る準備ができました！
Nu Nuはヤシの木に囲まれ、穏やかなサンゴ海の海岸に面したビーチフロントにお店を構えています。ここは本当にロマンティックなロケーション♪ Nu Nuはロケーションもよければ、味も最高です！ニックさんの食材へのこだわりは地元産、旬、そして可能な限りオーガニックであると仰っています。彼は自分のキッチンで最高の料理を創るため、最高のものだけを探しにラスティーズへ向かいます。
Nu Nu パームコーブのニック・ホロウェイ氏
Nu Nu パームコーブのニック・ホロウェイ氏
ランブータン
ランブータン
カスタードアップル
カスタードアップル
30年以上も続くこちらのマーケットには180以上の出店があり、洋服、ジュエリー、ローカルチーズから新鮮なパンまで、あらゆるものが手に入れられます。しかし、地元の果物や野菜がここの目玉です！
ラスティーズの金曜日の朝はとても早く始まります。アサートン高原、イニスフェイルやサウスジョンストンの生産者の方々が出店を準備し、朝5時にマーケットがオープンします！
ニックさんは「私は出店者の方々と長い時間をかけて、信頼関係を築いてきました。ドリアンを買うのには15人のリスト入る必要があって、そのリストに入るのに10年かかったんですよ。今は他の人とリストの一番上を共有しているんです。ちなみに、私はドリアン一つに100ドル、週に2つ買っているんですよ。」と語っています。
「ラスティーズに行くことは重要な習慣になっています。私の子供たちもバンに乗って一緒に来るのが好きなんです。まず、私はコーヒーを飲みながらマーケットをブラブラと周り、良い食材がないかどうか見ています。
「ここには上質のトロピカルフルーツや野菜がたくさんありますが、少量でしか入手できなかったり、他のものに隠れて見落としてしまったりします。例えば、先週の買い出しで私はアイスクリームビーンを見つけました。このアイスクリームビーンはとても希少で内側がフワフワで甘い果物です。このように珍しくて美味しいフルーツが本当に多く売っているのがラスティーズです。」
少し珍しい野菜を買う時「どうやってそれを調理するんだ？」とよく聞かれるんです。ニックさんはどう調理するかという知識の共有が重要だと言います。
また、「ラスティーズは他の人がどのように食材を使い、どのような食事を作るのかという洞察を得られます。ここでは様々な食文化を野菜や果物を通して見ることができるのが面白いですね。」と語ります。
アクセス方法
ラスティーズマーケットは、金曜日と土曜日の午前5時から午後6時まで、日曜日は午前5時から3時までオープンしています.ラスティーズの駐車場は2時間無料です。
ニックさんがラスティーズを最大限楽しむコツを伝授！
- 2時間は時間を使ってください。買い物だけでなくベトナム風サンドイッチを食べたり、ビリーのコーヒーを飲んだりなどゆっくりと時間を使うのが基本！
- クーラーバッグやクーラーボックを車に入れておきましょう！近くに駐車場があるので、遠くまで歩く必要はありません。
- 食材を丁寧に扱う！ラスティーズの食材は熟れているものが多く、スーパーで買う野菜や果物と違ってとても繊細です。ベイビーを扱うようにが基本です！
- ジグザグ歩行をしましょう！これで絶対に見逃しません！！
- 空腹の心を忘れない！空腹の心理状態が一番食材を見分けるのに良いです。
- 食材に対しオープンになってください。きっと見たことない、知らない食材に出会うはずです。もしかしたら人生最大の出会いになるかもしれませんよ？
- 無計画で行きましょう！料理の本を開いて、これとこれとこれみたいな買い方はちょっと… 一番良いのはこれ欲しい、これ食べてみたい、これイイ！で買うことです！そこから料理を決めるのが楽しいんですよ！
家で試してみる
カリカリ柿、バッファローモッツァレラ、クルミとセージサラダ
ニックのカリカリ柿、バッファローモッツァレラ、クルミとセージサラダ
ラスティーズから調達された食材からインスパイアされたフレッシュサラダを作る！
成分（1人あたり）
カリカリ柿 1つ
アサートンテーブルランドバッファローモッツァレラ（約250g）
クルミ 小さじ１
乾燥オリーブ 4個
シェリー酢 小さじ１
オリーブオイル 小さじ１
皮をむいたレモン 1/4
セージの葉 ４
- カキをあなたの小指の幅ぐらいの厚さにスライスし、プレート上に並べます。水牛のモッツァレラを大きく目に切り、柿の上に置く。
- オリーブをオーブンで100℃で25分間焼くと、オリーブは少し収縮します。
- オーブンでクルミを160Cで8分間トーストし、鍋でおおざっぱに粉砕します。
- セージを油で煮立って沸騰させ、レモンを焼きます。
- 乾燥したオリーブ、温かく砕かれたクルミ、レモンの香り、セージを柿とモッツァレッラの上に置きます。オリーブオイルと酢でサラダを優雅に飾ります。チーズは冷たく、柿も冷やされていて、ほの他の具材は暖かいという、温度のコントラストが重要です。
