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カメラレッスン:滝を撮ろう!

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TNQ Writer

滝の流れや水しぶき、光の具合などを自分の思ったままに写真に表現するのは簡単なことではありません! ちょっとしたコツで滝は綺麗に撮影できるので、テクニックを教えちゃいます!! ケアンズ地域にはたくさんの滝があるので、そのテクニックを使ってかっこいいオリジナルの一枚を撮影しましょう📸

世界遺産に登録されている世界最古の熱帯雨林ではたくさんの滝に出逢うことができます。車椅子でもアクセスできるバリアフリーな滝から、ハイキングをして辿り着く滝まで色々なロケーションが楽しめるのもケアンズ地域の滝巡りの楽しみの一つです!そんな滝で思い出の一枚を完璧に撮るコツを紹介していきましょう。

1. 道具を揃える

場所:クリスタルカスケード、 焦点距離:75mm、ISO:50、 f16 @ 1.6秒

カメラを持っていないと始まりませんよね😄 ってことでちゃんとした道具、カメラや三脚を準備しましょう! 広角レンズは景色を撮影する時には最適なレンズです。偏光フィルターは日光の反射を防ぐので本来の鮮やかな熱帯雨林と滝の美しさを表現させてくれます。滝のしぶきを拭き取るタオルや水中でも滑らない靴があると滝が撮影しやすくなります。

2. 撮影時間

場所:エリンジャ・フォールズ 、焦点距離:21mm、 ISO:200、 f8 @ 1/30秒

太陽が高いお昼頃は明るい場所と暗い場所のコントラストがとても激しいため、撮影が難しくなります… 日の出直後や夕方は光の入り具合が一定になるので、写真が綺麗に撮れます!一番いい時間です。                                   コツ:写真に人を含めると、滝のスケールがわかりやすくなるのでオススメのテクニック!

3. シャッタースピード

場所:バーロンフォールズ、焦点距離:26mm、ISO:200、f5.6 @ 1/500秒

写真の中で滝の見た目を変えるにはシャッタースピードを変えましょう!その絹のような水を表現するには「1/30秒」より遅いシャッター速度を選んでください。 「1/4〜1秒」程度に設定すると滑らかな水の流れが撮影できます👍しかし、この遅いシャッタースピードで写真を撮るのにはコツが必要です!カメラのISO値を最も低く(ISO100)、絞り値をf11またはf16に減らして撮ると思った通りの絵が撮れるはずなので、ぜひ試してください📸

水しぶきをあげる豪快な滝を表現するには、シャッタースピードをあげましょう(1/125秒以上)。写真の様な壮大なバーロンフォールズは、シャッタースピードが速い方がより豪快さを表現できると思います。ミラミラフォールズの様なマイルドな滝は遅いシャッタースピードを使ってソフトルックに仕上げるとインスタ映えです✌️😎

4. 写真の構成

場所:ジョゼフィーヌフォールズ、 焦点距離:35mm、ISO: 50、f16 @ 0.8秒

場所:クリスタルカスケード、 焦点距離:75mm、ISO:50、 f16 @ 1.6秒

場所:ミラミラフォールズ、 焦点距離:60mm、ISO:200、f11 @ 1秒

場所:ミルストリームフォールフォールズ、 焦点距離:28mm、ISO:100、f16 @ 1/8秒

滝を撮る構成は人それぞれの感性がとても重要です!ただ少しの基本があるのでそれだけ覚えておきましょう!

  • 岩や葉などを滝の前景に入れる
  • できるだけ低い視点で撮影
  • 人などの対比物を入れる(滝のスケールがわかりやすい)

色々なレンズや焦点距離を試して自分なりの撮影をしていくことがとても大切です😉

ケアンズ地域には滝を含め、絶景ポイントや動物、巨大な植物などたくさんの被写体があります!カメラ片手に外に出て、満足のいく一枚を撮影しに行きましょう👍